こんな本、あんな本 |
■著者:柴山桂太 ■発行所:集英社 ■発行日:2012年9月19日 ■定価:740円+税 | |
●著者は、1974年生まれで滋賀大の准教授。ケインズの研究家で専門は経済思想。本の帯には『TPP亡国論』の著者・中野剛志さんが推薦文を。
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■著者:福島菊次郎 ■発行所:DAYS JAPAN ■発行日:2013年3月4日 ■定価:3600円 | |
●「92歳、伝説のフォトジャーナリスト」と本の帯にある。表紙写真の被爆者・中村杉松さん、のたうち回って苦しみ悶絶する彼に「私の仇を討ってください」と福島さんは撮影を頼まれた。それがプロ写真家の始まり。
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■写真:外崎久雄/文:斉藤道子 ■発行所:インターワーク出版 ■発行日:2004年11月25日 ■定価:2000円 | |
●新しい本ではありません。BS放送で見た女優・杏さんのキューバ訪問記、そこでヘミングウェイ博物館の猫たちのことを知りました。
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■著者:川村元気 ■発行所:マガジンハウス ■発行日:2012年10月25日 ■定価:1400円+税 | |
●話題の本らしく、よく売れていて私が購入したのは、今年3月15日で第13刷。でも、そんなことより、「猫好きとしては読まざるを得ないか」ぐらいの気持ちで求めました。
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■著者:岡野雄一 ■発行所:西日本新聞 ■発行日:2012年7月7日 ■定価:1200円+税 | |
●62歳の漫画家が、認知症で脳梗塞に倒れた母(89歳、グループホーム入所中)に面会に行く時々の出来事を描いた漫画。西日本新聞に連載中です。
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■著者:菅谷(すげのや)昭 ■発行所:幻冬舎 ■発行日:2013年5月30日 ■定価:838円+税 | |
●福島で、そして全国で問題になっている甲状腺がん、できれば臨床医の本を読みたいと思っていた時、ちょうど良い本が出ました。
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■著者:笹沢 信 ■発行所:新潮社 ■発行日:2012年4月20日 ■定価:3000円+税 | |
●福島原発事故前の2010年4月に75歳で亡くなった井上ひさしさんの評伝。死去からわずか1年ほどの出版ですが、演劇、文学、ドラマなど多分野にわたり、戦争や憲法、国家、農業などについての作品、発言録など、本当に膨大な資料を読み込み書かれた500頁近い大評伝です。
ごく限られた作品しか読んでいない私などには、初めて知る作品も多く、とても参考になりました。
●語呂合わせ、ダジャレを含めて言葉が機関銃のように飛び出してくる井上ひさし作品。「ちょっとついて行けないな・・・」と思うこともありました。
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■著者:後藤正治 ■発行所:中央公論社 ■発行日:2011年9月20日(第6版) ■定価:1900円+税 | |
●「わたしが一番きれいだったとき」、「倚(よ)りかからず」、「自分の感受性くらい」など素敵な詩を書いた茨木のり子という詩人、どんな女性だったんだろうと、とても興味がありました。
●スパッと歯切れ良く、「倚りかからず」や「自分の感受性くらい」の詩のように、自分を厳しく見つめ凛としたところを最後まで失わなかった女性。この本の著者が「清冽」とタイトルをつけた理由です。
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■著者:オリバー・ストーン ピーター・カズニック 訳:大田直子 鍛原多恵子 梶山あゆみ 高橋瑠子 吉田三知世 ■発行所:早川書房 ■発行日:2013年4月15日 ■定価:各2000円+税(全3巻) | |
●今年、NHKドキュメンタリーとして放映され、また著者の一人オリバー・ストーン監督が来日、話題になった本です。
●正直言って、こんな歴史書が米国で出版され、異例の5万部突破、話題になったこと自体が驚き!
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