憲 法 を 生 か す 会 ・ 灘









目     次



  「憲法を生かす会・灘」ニュース 



  「憲法を生かす会・灘」って、なに?

  どんな人が呼びかけているの?

  どんな行動・学習するの?

    ▼憲法記念日(07年5月3日、王子動物園前)の行動報告

    ▼憲法学習会(2カ月に1回)と憲法サロン(不定期)

    ▼憲法記念日(02年5月3日、王子動物園前)の行動報告

    ▼「非核神戸方式」を守れ(02年6月12日、灘区長へ要請)

    ▼「非核神戸方式を守れ」の署名活動が始まりました

  集会の予定と報告

    ▼11年 6月30日・・・講演会「福島原発と放射能汚染」 

    ▼憲法学習会(偶数月に開催)

    ▼09年 8月 9日・・・09被爆・空襲体験を聞く会

    ▼08年 8月 3日・・・08なだ戦跡ウォ−ク

    ▼07年 8月 5日・・・07なだ戦跡ウォ−ク

    ▼06年11月 3日・・・はばたけ!9条の心 1万人憲法集会

    ▼06年 8月 6日・・・なだ戦跡ウォ−ク

    ▼06年 5月12日・・・憲法サロン(格差問題)

    ▼05年 8月19日・・・憲法サロン(空襲体験)

    ▼05年 7月 8日・・・憲法サロン(神戸空襲)

    ▼05年 3月25日・・・憲法を生かす会・灘 結成総会と記念講演

    ▼04年 6月 2日・・・NO!DU(ノー劣化ウラン弾)憲法サロン

    ▼02年 7月13日・・・有事法制反対・非核神戸方式をまもる憲法WAV
                E(平和のウェーブ)・灘区のつどい


    ▼02年 1月17日・・・「おこそう!憲法を生かすWAVE(うねり) 憲法
                調査会のすべてを監視・傍聴して」


  「会」のルールは?(「憲法を生かす会・灘」の会則)

  入会したい時や、問い合わせたいときは?

  寄せられたご意見など



  資料 1: 憲法改正国民投票案に反対する声明に賛同を
               (許すな!憲法改悪・市民連絡会)

  資料 2: 憲法を生かす会・灘ニュース 

  資料 3: 一度行ってみたい国、コスタリカ
           朝日新聞「憲法を考える」(02年 2月28日付け朝刊)

  資料 4: 有事法制は、地方自治の試金石
            ●全国知事アンケート(02年4月22日 朝日新聞)
            ●田中康夫・長野県知事の記者会見(4月18日)
            ●井戸敏三・兵庫県知事の記者会見(4月22日)
            ●三重県議会の撤回を求める決議 (5月17日)
            ●矢田立郎・神戸市長の記者会見 (5月20日)

  資料 6: 国民投票法案の比較(与党vs民主党)pdf

  資料 7: 11.3憲法集会を成功させる灘区の会・ニュース(2006年) 

  資料 8: 報告文「神戸空襲と戦跡ウォーク」(科学的社会主義07年8月号・PDF) 









 

「憲法があぶない」と、多くの人々が心配しています。60年代初め、政府が憲法調査会をつくった時期に、灘区に「憲法を守る会」がありました。土井たか子(当時、同志社大学教授)さんらを招いて学習会を開くなどの活動が行われていました。太田猛・元県議が事務局長でした。
 「憲法を生かす会・灘」をつくろうという動きに、太田猛さんがさっそく呼びかけ文を寄せていただきました。
 「日本国憲法は大戦の犠牲の上に成り立ったというだけでなく、世界の誇り、21世紀の世界憲法です。憲法を生かす会・灘のプロジェクトが灘区の未来を担う若者の手で成功することを祈ってやみません」と。
 年会費制で、個人・団体の加入をお願いしようとしています。みんなでつくりましょう。(「憲法を生かす会・灘」の呼びかけ文から)

 暮れも押し詰まった2001年12月27日に結成第1回準備会議が開かれ1月17日の集会の開催、会員の獲得などの当面の行動を決めました。
 そして、「許すな!憲法改悪市民連絡会」からの呼びかけに応えて、「改悪のための国民投票法案」を国会に上程することに反対するアピールに賛同、その旨を市民連絡会に伝えました。










赤松徳治(詩人) 荒木譲次(税理士) 石本百合子 井上茂(元全逓信労働組合東神戸支部) 井上力(神戸市会議員) 今村稔 氏家都子(弁護士) 上野恵司 馬部貴司男(憲法・兵庫会議・故人) 大江省五(白旗の会) 太田猛(元兵庫県会議員・故人) 小田豊(戦争を起こさせない市民の会) 小林るみ子(前神戸市会議員) 佐治孝典(松蔭女子学院大学講師) 下川攻一(新社会党灘総支部委員長) 田中喜代治 田中穣一 永倉苑子(憲法9条の会・関西) 鳴海妥(ろっこう医療生活協同組合理事長) 中田作成(元・大阪工業大学助教授) 土方克彦 飛田雄一(神戸学生青年センター館長) 三木平(灘区憲法を生かす自治体職員の会) 門永直 山内充江(日本婦人会議灘支部) 山田福夫 山本勝美(税理士) 山本生人 吉田俊弘(前兵庫県会議員) 渡邊守(弁護士)

   (05年2月末現在 敬称略・順不同 今も募集中)









1.平和の旅や原水禁運動

 沖縄・ヒロシマ・・・基地では銃口が私たちに向けられています。核の脅威もなくさなければなりません。平和の旅で基地と背中合わせに暮らす人々をたずね、誓いを共有しましょう。


 2.毎月1回のニュース発行

 憲法調査会が憲法の改変を企てています。憲法調査会の動向と、憲法を守ろうとする仲間たちの動きをリアルタイムでニュースに掲載し、あなたにお届けします。もちろん、灘区で神戸で、人々が憲法をどう生かそうとしているのか、も。 ※ 「会」のニュースを参照


 3.憲法学習と憲法サロン
 若者に憲法学習を呼びかけ、お誘いします。憲法学者や憲法を守ろうとする人を招きます。会員の交流をするための「憲法サロン」を開きます。 ※ 「会」のニュースを参照

◆憲法学習会<澤野教室>
 (2カ月に1回:講師は澤野義一さん)

1回目(05年4月1日) 改憲論の概観

2回目(05年6月10日) 国会憲法調査会の
            最終報告


3回目(05年8月5日) 憲法第9条をめぐ
            る議論

4回目(05年10月14日) コスタリカの非武
            装永世中立

5回目(05年12月4日) 憲法改正国民投票

6回目(06年2月3日) 無防備都市宣言

7回目(06年4月7日) 民主党・憲法提言

8回目(06年6月2日) 憲法・前文

9回目(06年8月4日) 憲法・第1章(天皇)

10回目(06年10月13日) 憲法・第9条

11回目(06年12月8日) 安倍内閣と第9条

12回目(07年2月2日) 憲法・第3章(国民の権利及び義務)

13回目(07年6月2日) 国民投票法の問題点

14回目(07年10月12日) 年金問題と憲法








●憲法サロン
No.1(02年4月16日) 私と憲法(今村稔さん)

No.2(  5月23日) 納税者主権論 (荒木譲次さん)

No.3(  8月9日) 長崎被爆体験 (上津勲さん)

No.4(  9月18日) 南京大虐殺etc(飛田雄一さん)

No.5(  10月25日) 憲法と住民  (中田作成さん)

No.6(  12月7日) 憲法調査会・中間報告を斬る(高田健さん)

No.7(04年6月2日) 劣化ウラン弾NO!(嘉指信雄さん)

No.8(05年7月8日) 神戸空襲(中田政子さん)

No.9(05年8月19日) 空襲体験(灘区の3名の方)

No.10(06年5月12日) 格差問題(今村稔さん)

No.11(07年8月5日) 空襲体験(灘区の3名の方)





 4.文化鑑賞を通じて憲法をひろめる

 講談、落語、バレエ、演劇、音楽会などを開催します。




 5.神戸市や兵庫県に対して

 非核神戸方式を守る運動に取り組みます。憲法を暮らしに生かすための施策や平和教育を自治体が取り組むよう要請行動をします。また灘区役所が桜口4丁目に新築されますが、ぜひ「憲法看板」を設置するよう運動します。








 毎年思うのですが、5月3日は雨が降った記憶がありません。今年もやはり五月晴れとなりました。朝10時から王子動物園前で、60回目の憲法記念日に「憲法を生かす会・灘」として「会」のビラ(「平和大好き」の文字入り風船付き)を配りました。
 改憲のための国民投票法案があっという間に参議院にまわるなど、平和憲法にとっては危機的情勢です。
 ところが用意した風船付きビラを配布し始めて、動物園からクレームがつきました。持ち込んだ風船を動物が食べてしまう危険性があると・・・。風船配りは今回で4回目ですが、今までなかった事です。事務所に行って少し話し合いましたが、仕方ありません。風船を外して11時まで配りました。
 来年からは、作戦変更しアイデアをひねり、また憲法記念日・動物園前のビラまき行動は続けようとみんなで話しました。

   ※ 当日のビラ

   ※ 当日と翌日の新聞記事
       朝日新聞5月3日付け
         〃   4日付け
       神戸新聞5月4日付け@
         〃       A








 02年5月3日の午前中に王子動物園前で井上力事務局長の指示の下、55回目を迎える憲法記念日に「憲法を生かす会・灘」として「会」のビラと、その2面は若者が中心に作成した子供向けビラを配布しながら、有事法反対の署名活動を行いました。
 また、ろっこう医療生協の役員や職員のみなさんにお願いして「平和大好き」風船を配りました。

 以下は、当日の子供向けビラの内容を打ち直したものです。
      (実際のビラでは、漢字には全部ルビが入っています)




 憲法を生かす会・灘(準)からの

   憲法施行55周年メッセージ    



  動物と仲良くなろう

●まず動物園に来たら、動物にあいさつを!笑顔でその動物の名前を呼ぶことをくりかえすうちに、相手の方からコミュニケーションが生まれます。
●動物たちの前では「あなたに会いに来たよ!」という心を伝えよう。
●絶滅危惧種を保護するため動物園も一生懸命です。
●捨てられたペットたちは泣いています。ペットを大切に飼いましょう。


 日本は昔、アジアの国々を侵略し最後は空襲や原爆でたくさんの人が殺されました。動物園の動物たちも、空襲でオリから逃げて人間を襲うといけないしエサも少なくなりましたから、殺されてしまいました。反省して日本は、もう軍隊を持ちませんと憲法で宣言しました。憲法には、みんなが平等で、国をおさめるのは、えらい人やお金持ちではなくて、みんなであることが決められています。きょうは憲法記念日といって平和や人権をみんなで学習する日です。動物園に来たついでに、戦争になったら動物たちがどうなるのか、そしてみんなやみんなの友だちはどうなるのか、一緒に考えてみましょう。


  かわいそうなゾウ

 何の罪もない動物たちが殺されたのは、神戸の動物園だけではありません。
 東京の上野動物園でも、いえ日本じゅうの動物園で同じように動物処分といって、動物たちが殺されました。
 動物園に来る子どもたちと仲のよかった象やライオン、そして飼育係のおじさんたちの悲しい気持ちは『かわいそうなゾウ』『ぞうのいないどうぶつえん』などの物語や絵本になって、記録されています。読んでみてね。



  おかあさん・お父さんへ

         王子動物園・略年表

1928(昭和3)年6月22日 諏訪山動物園(神戸市中央区)としてスタ
             ート
1937(昭和12)年5月1日 神戸市に移管
1941(昭和16)年     太平洋戦争始まる
1943(昭和18)年     動物を殺せという軍の命令があり
             憲兵と園長の間の押し問答
   同年   9月   12種24頭を動物処分
1945(昭和20)年3月17日 神戸空襲
        6月5日 同
        8月15日 敗戦
1946(昭和21)年3月31日 閉園
1950(昭和25)年7月   再開
1950(昭和25)年     神戸博に象の摩耶子と諏訪子(現在59
             歳と国内動物園で最長寿)
1951(昭和26)年3月21日 現在の場所に(神戸市灘区王子町)
1995(平成7)年1月17日 阪神淡路大震災
2000(平成12)年7月28日 パンダ館オープン

<制作> 憲法を生かす会・灘(準)
      同 ユース
         TEL:078−801−8448
 神戸市立王子動物園にお聞きし、よく調べて制作しましたが、神戸市および神戸市立王子動物園はこのリーフレットと無関係です。

 憲法を生かす会・灘は年会費制です。平和の旅や憲法サロンをとおして、灘区から平和を守ろうとしています。








 第6回結成準備会は、灘区長に対し「非核神戸方式まもれ」などを「会」として要請することになりました。また、昨年の灘区防災訓練に急きょ、赤松徳治さんらが抗議して「災害救助には暗視鏡」という自衛隊の宣伝を止めさせましたが、今年はこの防災訓練が9月にあります。また、昨年8月15日の広報『なだ』の灘区制70周年の略年表から神戸空襲が脱落していたなどを踏まえて、灘区で憲法を生かし、戦争と平和の歴史を忘れないようにするため行政がやるべき事などを区長へ、6月12日に要請しました。



「憲法を生かす会・灘」から灘区長への要請文(項目)



1.昨年の教訓を生かし、防災訓練への自衛隊の参加を拒否してください。

2.灘区の平和と戦争の歴史について、折りにふれて広報誌に掲載してください。

3.灘区の新庁舎に憲法看板を設置してください。

4.区民の平和学習と姿勢参加の機会として、「沖縄への平和の旅」などを企画してください。

5.有事法は自治体の権限を制限、代執行する条項を含んでいますので、神戸市として直ちに国に説明を求め、あるいは制定に反対する意見を表明するよう、市長に要請してください。

6.「非核神戸方式」は、他府県の港湾管理者がこれに学んで非核のまちづくりをすすめようとしています。かりに有事法が制定されると非核神戸方式の取り扱いはどうなるのか、市民に説明してください。








 有事法制3法案の登場で「非核神戸方式」が危機に瀕しています。こうした情勢をみながら、6月19日の「憲法を生かす会・灘」準備会第7回会議では、
 @「非核神戸方式」を守るため、市内他区の運動と連絡をとりつつ
  「会」として市長あて署名活動をすること、
 A関連して集会を7月13日午後6時から六甲道勤労市民センターで
  開催すること
を決めました。なお、署名用紙は以下の通りです。



  非核神戸方式を守りましょう  



 神戸市は、核兵器を積んだ軍艦が神戸港にはいることを拒否してきました。「非核神戸方式」と呼ばれ、港の平和利用の模範とされてきました。
 ところが、有事法が制定されると、港を管理する神戸市長(神戸市民)の権限が総理大臣に取り上げられることから、今までのやり方が通用しなくなり、核兵器を積んだ軍艦がどんどん出入りすることになります。
 そういえば、歴代政府が表明してきた「非核三原則」について、「変えることもある」などという物騒な発言もとびだしました。
 いまのところ、矢田立郎市長は、「非核神戸方式は、これまでどおり」としながらも、「外交・防衛は国の専管事項」とも述べ、有事法案が定める内容について照会は行われていません。神戸港を市民の憩いの場として位置づけてきた神戸市のかなえの軽重が問われています。
 神戸市民が核戦争の恐怖からのがれるために「非核神戸方式」は、とても大切です。
 市長に「非核神戸方式を堅持してください」と請願します。

        <請願事項>

一.いわゆる「非核神戸方式」を堅持してください。

一.有事関連三法案について地方自治を守る立場から反対の意向を表明してください。


 神戸市長
  矢 田 立 郎  様

ご  氏  名ご   住   所
    
    
    
    
    

請願取り扱い団体 憲法を生かす会・灘(準備会)
   代表者 赤松徳治
神戸市灘区天城通3−5−19
   電話 078-801-8448  FAX 078-801-8899







                    <講演会「福島原発と放射能汚染」>


■と き  11年6月30日(木)午後6時30分から

■ところ  六甲道勤労市民センター・大会議室

■講 師  山内知也 教授(神戸大学大学院・海事科学研究科)

■主 催  憲法を生かす会・灘

■協賛団体・個人 [順不同]

さよなら原発 神戸アクション/神戸 YWCA/神戸学生青年センター/神戸土木建築労働組合/こうべ消費者クラブ/共同購入会 和達の会/健康道場サラ・シャンティ/自然派cafeごパン/村上正治(ろっこう医療生協)/松尾正敏(神戸市原爆被害者の会)/松村敏明(えんぴつの家理事長)/加納花枝(I女性会議兵庫県本部)/赤松竜(障がい者地域活動拠点施設 未来をひらく・マブイ六甲施設長)/岡本光彰(神戸横丁の歌うたい)/奥谷勉(あんしんたべものくらしネットワーク あしの会)/原和美(9プラス25市民の会)/北川諭/豊田惣樹/赤松徳治/今村稔/中田作成/鳴海妥/飛田雄一/田中英雄/前迫志郎/堀克祐/友田清司/浦上忠文/粟原富夫/井上力/小林るみ子/吉田俊弘      



     ■集会報告


        ※詳細は、生かす会ニュース7月号で



        ※資料:講演のスライド(pdf)

 







                    <09被爆・空襲体験を聞く会>


■と き  09年8月9日(日)午後2時から


■ところ  ろっこう医療生協センター

■お 話  被爆・空襲体験者(浅田浩さん、中道澄春
        さん、中田作成さん)

■主 催  憲法を生かす会・灘



     ■集会報告(09年8月9日)

        ※詳細は、生かす会ニュースで



●被爆体験記(中道澄春さん)

  「忘れない!『千恵子』と『さかもと君』のこと」(pdf)  







<08なだ戦跡ウォ−ク>

■と き  08年8月3日(日)午後3時から


■ところ  六甲道勤労市民センター

■お 話  神戸空襲体験者(今村稔さん、吉田美音子さん、山田ツヤ子さん)

■ウォ−ク 集会後(夕方近く)に火垂るの墓記念碑まで

■主 催  憲法を生かす会・灘



     ■集会報告(08年8月3日) ※詳細は、生かす会ニュースで













<07なだ戦跡ウォ−ク>

■と き  07年8月5日(日)午後3時から


■ところ  灘区民ホール・1階会議室

■お 話  神戸空襲体験者(灘区在住の大杉英雄さん、足立人司さん、市川忠章さん)

■ウォ−ク 集会後(夕方近く)に神戸文学館まで

■主 催  憲法を生かす会・灘



     ■集会報告(07年8月5日) ※詳細は、生かす会ニュースで



     ●空襲体験記・・・「もうこれで空襲に遭わない!?」(大杉英雄さん)









<憲法学習会の予定>

■と き  07年2月2日(金)午後6時30分から

■ところ  六甲道勤労市民センター・会議室E

■講 師  澤野義一さん(大阪経済法科大学・教授)

■内 容  憲法・第3章(国民の権利及び義務)についての概論

■主 催  憲法を生かす会・灘


※過去の学習会報告は、※ 「会」のニュースを参照





     <11・3憲法集会>

     ■と き  06年11月3日(祝・金)午後1時から


     ■ところ  ワールド記念ホール(ポートアイランド)

     ■講 演  澤地久枝さん(ノンフィクション作家)
           伊藤 真さん(弁護士・法学館研究所長)

     ■その他  ファッションショウ
           ライブ
           コント(ザ・ニュースペーパー)

     ■協力金  1500円

     ■主 催  9条の心実行委員会/兵庫県憲法会議/憲法・兵
            庫会議/平和憲法を広げる兵庫県民会議・阪神/
            平和憲法を守る兵庫県連絡会

     ■連絡先  憲法・兵庫会議(078-335-1182)
           11.3憲法集会を成功させる灘区の会(078-801-8448)
           ※灘区の会・ニュース

     ■集会報告(06年11月8日) ※詳細は、生かす会ニュースで



     <なだ戦跡ウォ−ク>

     ■と き  06年8月6日(日)午後3時から


     ■ところ  六甲道勤労市民センター・会議室E

     ■お 話  神戸空襲体験者
             (灘区在住の多鹿照代さん、中山悦子さん)

     ■ウォ−ク 集会後(夕方近く)「火垂るの墓」記念碑(記田町1丁目)まで

     ■主 催  憲法を生かす会・灘

     ■集会報告(06年8月6日) ※詳細は、生かす会ニュースで



     ●空襲体験記・・・名もなき点鬼簿(天野宗郎さん)

























     <憲法サロン報告>

     ■と き  06年5月12日(金)午後6時30分から


     ■ところ  六甲道勤労市民センター・会議室E

     ■お 話  今村 稔さん

     ■内 容  格差問題について

     ■主 催  憲法を生かす会・灘

     ■集会報告(06年5月12日) ※詳細は、生かす会ニュースで



     ■と き  05年8月19日(金)午後6時30分から

     ■ところ  六甲道勤労市民センター・会議室E

     ■お 話  灘区在住の3名の方
             (多鹿照代さん、岩田勇さん、奥田博保さん)

     ■内 容  空襲体験について

     ■主 催  憲法を生かす会・灘

     ■集会報告(05年8月19日) ※詳細は、生かす会ニュースで





















※ 資料: 神戸空襲の被害状況と模擬原爆については、下記の表を参照してください




※ 資料: 焼夷弾について(pdf)



※ 資料: 空襲前(昭和10年)と空襲後(昭和22年)の灘区南東部の変貌(pdf)



※ 資料: 灘区の空襲-photo-memory(pdf)



※ 資料: 主な神戸空襲と爆弾の種類(pdf)






<憲法サロン報告−追記>

   私の空襲体験・・・悔やんできた60年間 ←ここをクリック




<憲法サロン報告>

■と き  05年7月8日(金)午後6時30分から


■ところ  六甲道勤労市民センター・会議室E

■お 話  中田政子さん(神戸空襲を記録する会・代表)

■内 容  神戸空襲について

■主 催  憲法を生かす会・灘



集会報告(05年7月8日) ※詳細は、生かす会ニュースで


左は、当日のビデオ「炎の証言」

右は、中田政子さん




 








<結成総会と記念講演会の報告>

■と き  05年3月25日(金)午後6時30分から


■ところ  六甲道勤労市民センター・5F大会議室

■名 称  憲法を生かす会・灘 結成総会と記念講演

■お 話  高田 健さん
          (許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局次長)

■主 催  憲法を生かす会・灘(準備会)



結成総会・報告(05年3月25日)

 3月末なのに小雪が舞う寒波襲来の夜、井上力市議の司会で始まった結成総会。
 主催者の挨拶は呼びかけ人を代表して中田作成先生から。
 「憲法を生かす会・灘は、本当に長い間の滑走からようやく飛び立つ日がきました」と神戸空港反対の第一人者ならではのあいさつ。9+25市民の会から松枝佳宏さんの連帯のエールを受け、活動方針と規約、役員が決まりました。

 役員は、以下のみなさん。(敬称略)
 <代表世話人> 赤松徳治 中田作成 鳴海妥
 <監   査> 三木平
 <事 務 局> 井上力 土方克彦 吉田俊弘(事務局長)



記念講演(高田健さん)「憲法改悪の動きと私たちの可能性」













<高田健さん・プロフィール>
1944年 福島県生まれ
1986年 国際経済研究所設立、同代表
1993年 「STOP! 改憲・市民ネットワーク」結成に参加
1997年 「憲法調査会設置のための国会法改定に反対する署名運動」を提
    唱
1999年 「許すな! 憲法改悪・市民連絡会」結成に参加
2000年 憲法調査会市民監視センター設立を提唱
2002年 イラク反戦の市民ネットワーク「WORD PEACE NOW」の結成を提
    唱
2004年 「九条の会」発足に際して同事務員

著 書:『改憲・護憲 何が問題かー徹底検証・憲法調査会』
          (02年12月・技術と人間)
   『護憲は改憲に勝つー憲法改悪国民投票にいかに立ち向かうか』
          (04年10月・技術と人間)

現 在:「週刊金曜日」など各種メディアに 憲法問題等を執筆中



高田健さんのお話(要旨)

 『坂の上の雲』
 司馬遼太郎が描いた『坂の上の雲』の明治期のように、自民党は今や「戦争のできる普通の国家」を目指している。一九四五年、敗戦日本は坂の上から転がり落ち、今の憲法を手に入れたのに。

 「畏れながら天朝様に」
 しかし、あの明治も単一の「歴史・伝統・文化」ではない。「畏れながら天朝様に敵対するから加勢しろ」と蜂起した秩父困民党の青年たちの存在。民衆のすばらしい憲法草案などがあり、今の平和憲法に継承されている。  だから自民党はこの憲法を変えようとする。

  憲法は国家が守るもの
 自民党の改憲論は、今の憲法を「権利ばかりで義務が少なくバランスが悪い」という。おかしな話だ。およそ憲法は国家が守り、国家権力の乱用を防ぐための「権力制限規範」なのに、それを逆にし国民の義務(例えば国防の義務)を増やし、国家権力の制限を緩和しようという。

 区の単位より小さな、顔の見える網の目を
 竹島問題、北朝鮮問題もあるし、世論は流されてる。
  だが、主権者としての自覚を持って、有史以来の「国民投票」にも対応できるようにすること。そのためには区の単位より小さな、顔の見える関係で九条の話ができること。憲法を生かす小さなネットワークをぜひ作って欲しい。勝利の成算・展望で!







<憲法サロンの報告>

■と き  04年6月2日(水)午後6時30分から


■ところ  灘区民ホール1F会議室

■名 称  NO!DU(ノー劣化ウラン弾)憲法サロン

■お 話  嘉指 信雄さん(神戸大学教授)

■主 催  憲法を生かす会・灘(準備会)



集会報告(04年6月2日)

●憲法を生かす会・灘(準備会)が主催する「憲法サロン」が6月2日、「劣化ウラン弾の被害の実相と被爆国民の責務」のタイトルで、劣化ウラン弾禁止の運動に取り組んでいる神戸大学の嘉指(かざし)信雄教授を講師に灘区民センターで開かれた。この「憲法サロン」はしばらく活動を休止していた同会の運動の再開させる出発点として開かれたもの。

●嘉指教授は、昨年6月に発足した国際的な劣化ウラン弾禁止キャンペーンを展開している「劣化ウラン弾禁止(NO DU)ヒロシマ・プロジェクト」の代表も務めており、イラクに劣化ウラン弾被害の調査団を派遣したりイラク人医師との交流などを行ってきた。

●嘉指教授は、イラクにおける劣化ウラン弾の最新ビデオレポートを参照しながら、まずウラン弾の兵器としての危険性について指摘した。「そもそも劣化ウラン弾は米軍によって開発され、湾岸戦争で初めて使用された。原発や核兵器を作ったあとの放射能廃棄物で作られているが、弾丸は車両を貫通し、車両内部を塵や断片で被爆。その後、弾丸の70%は霧状になり、放射能が空気中に拡散され、人体に入り込んで兵士や民間人に影響を与える」。

●また、「旧ユーゴやアフガンの他、湾岸戦争時に300トンものウラン弾が大量に使われ、バクダッドのガン発生率は通常の7〜11倍に増加しているとの統計もある。ウランの半減期(放出される放射能の塵が半分になる時間)は45億年であり、半永久的に環境や人体を汚染し続けることになり、放射能を度外視しても、人体に入った霧状の弾は化学的(金属)毒性で人体をむしばんでいく。その意味で、戦場を越えて兵士の他、民間人にも影響を及ぼすことから、国際人道法違反の兵器である」とも指摘された。

●その上で、嘉指教授は、「アメリカ政府はいまだに劣化ウラン弾の危険性を全く無視し、兵器として正当なものとしており、日本政府もそれに追従する態度をとり続けている。まず国内で劣化ウラン弾の被害の実相を広げていくことが重要だ」と提起。

●そのために、嘉指教授が代表を務める「ヒロシマ・プロジェクト」では昨年8月、劣化ウラン弾をめぐる問題のポイントや、広島で行った人文字意見広告に対するアメリカ政府の反論の問題点などをあきらかにするパンフレット『劣化ウラン弾禁止を求めるヒロシマ・アピール」を作成して国際的にも普及活動を進め、すでに1万5千冊も発行されていることを紹介し、パンフレットの普及などキャンペーンへの協力を要請した。

 なお、劣化ウラン弾の危険性や「ヒロシマ・プロジェクト」の活動はホームページで詳細に紹介されている。

上記の記事と写真は、新社会党兵庫県本部のHPから引用しました。

※ 実は、この6月2日に太田猛・元県議の通夜が入り、葬儀委員長になった私は嘉指先生の講演会に出席できなくなり、急な代役として今村稔さんに当日の会の運営をお願いした次第です。
 「吉田さんに聞いて欲しかった」と、後日メールを下さった嘉指先生、スミマセンでした。






■と き  02年7月13日(土)午後6時から8時まで

■ところ  六甲道勤労市民センター・5F大会議室

■名称   有事法制反対 非核神戸方式をまもる
      憲法WAVE(平和のウェーブ)・灘区のつどい

■お 話  露の真治さん(落語家)
       「お笑い人権高座」など各地で
        落語を通じて憲法を生かす取り組み

■発 言  ヒロシマ被害者
      若者・女性
      神戸港で働く仲間

■主 催  憲法を生かす会・灘(準備会)




■と き  02年1月17日(木)午後6時30分より

■ところ  六甲道勤労市民センター・5F大会議室

■講演  「おこそう!憲法を生かすWAVE(うねり)
      憲法調査会のすべてを監視・傍聴して」
        高田 健さん
   (プロフィール:許すな!憲法改悪・市民連絡会事務局次長。国
    際経済研究所代表。1993年から憲法改悪に反対する市民運
    動に関わる。『週刊金曜日』に憲法調査会報告を連載中)

■主 催  憲法を生かす会・灘(準備会)


1月17日の集会報告

 阪神淡路大震災からちょうど7年目の日、夕方6時半からの集会は「えっ!9条を変えるの?いまこそ非戦。今こそ9条 つらぬこう」というのが正式名称。100名近くの人たちが集まりました。
 こんなプログラムでした。

 開会あいさつ 吉田俊弘
 司会     小林るみ子
 憲法を大切にする活動をしている人たちから
        山田邦夫(憲法を生かす会・神戸 代表)
        永倉苑子(憲法第9条の会・関西)
 講演
    「おこそう!憲法を生かすWAVE(うねり)
     憲法調査会のすべてを監視・傍聴して」
 講師     高田健さん
 質疑
 フリートーク
 準備会からのお願い
    「会」結成への呼びかけ 赤松徳治
     事務局報告      井上力


   画像提供:井上力さんのホームページから



 東京から駆けつけてくれた高田健さんのこの日の講演は、概ねこんな内容でした。

●今、日本も含めて世界中のマスコミが報道としての役割を果たそうとしない。骨のある記者の記事は掲載されず、「やらせ」、「聞き放し」の記事やニュースが氾濫している。その典型がアフガニスタン戦争の報道だ。そんな中で、アメリカの良心的なインテリ・言語学者のN・チョムスキー(マサチューセッツ工科大学教授)の『9・11』(文藝春秋)という本がある。ぜひ読んでみてほしい。

●小泉内閣は、先般の153臨時国会でテロ対策特別措置法など「参戦3法」を作り、今度の154通常国会で「戦時非常立法」というべき「有事法制」と「日本国憲法改正国民投票法案」の提出を狙っている。昨年暮れの「不審船」事件で海上保安庁が相手を撃沈し、15名もの人間を救出しようともしなかったのも一連の出来事だ。

●憲法調査推進議員連盟(衆参両院議員約300名:会長=中山太郎衆議院議員・衆議院憲法調査会会長!)が準備している「憲法改正国民投票法案」は、とにかく無茶苦茶な内容。日本国憲法では96条に国会各議院の総議員の三分の二以上の賛成と国民投票での過半数を必要とするとある。

●ところが、この憲法に国民投票での三分の二の中身や手順がないと因縁をつけ、「立法の不作為」(ハンセン病で、国が憲法の定める基本的人権などにもとづき必要な対応・法的準備を怠ったことが代表例)と、へ理屈をつけ法案を出そうとしている。

●「過半数」とは、憲法の精神からして国民投票有権者の過半数とすべきものを、憲法改正国民投票法案ではこれを「有効投票の過半数」とし、たとえば投票率50%の時、有権者の四分の一の賛成でも憲法改正ができるようにしようとしている。細かいおかしな点、たとえば国民投票の有権者に公民権を失っている公職選挙法違反者を含めるなど噴飯ものも多くあるが。

●しかし、情勢は予断を許さない。黙って国会の三分の二が憲法改正に賛成して、国民投票が実施されるのも仕方ないと待っているのではなくて、憲法を守ろう・生かそうとする人たちがみんな連帯して、たとえば「9条改正反対の5000万人署名をやるべき時期が来ているのかもしれない。「日米安保に賛成だけど憲法改正や9条改正には反対」という人たちも巻き込んだ大運動を。

●そのために、灘区でみなさんが作ろうとしている憲法を生かす会のような市民組織を全国すべての町や自治体に作ってほしい。 

 










1.この会は日本国憲法の変更をくわだて、ゆがめ、また、ないがしろにしようとするあらゆる試みとたたかい、日本国憲法を生かすことを目的とする。

2.この会は、会員および賛助会員によって構成する。会に代表委員、顧問、運営委員をおく。

3.この会の会員は、会の目的に賛同し、会費をおさめる神戸市灘区に在住、在勤、在学する個人および活動の場に灘区が含まれる団体とする。会員は目的を達成するため、集い、行動し、呼びかける。

4.会員は、総会に参加して会の決定にたずさわる。

5.総会から総会までの間、会の運営は運営委員会が行う。運営委員会はニュース『憲法を生かす会・灘』を毎月1回発行する。

6.会員は運営委員会に参加して意見を表明できる。

(細則)
1.この会は、1963年から1975年まで活動していた「灘区憲法を守る会」(太田猛事務局長)をはじめとする様々な運動のいっさいを継承する。
2.個人会員の会費は年3000円、団体会員の会費は構成員数によって運営委員会で決定する。
3.賛助会員の会費は年1000円以上とする。










■電 話  078−801−6530
       神戸市灘区天城通3−5−19 新社会党灘総支部気付

■FAX  078−801−8899

■メール  chikara@cg.mbn.or.jp または

      tosihiro@kcc.zaq.ne.jp










 07年元旦に、B29の写真でお世話になった岡田邦雄さん(HP重爆撃機B29写真博物館)からメールで年賀状が届きました。

  豊田市のB29・Website編集者の岡田です。
  その後、毎月『憲法を生かす会・灘ニュース』を
  お届けいただきありがとうございます。

  私も、皆様の思いに共感しています。
  今年も、きなくさい をコメントした賀状が3通ほどきています。
  今年こそ、国民が目覚めて、
  一票の重みを認識して行動して欲しいと思っています。
  憲法を生かす会の益々の発展を願っています。